凶徒/兇徒(きょうと)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・ 渠は前途に向かいて着眼の鋭く、細かに、きびしきほど、背後には全く放心せるもののごとし。いかんとなれば背後はすでにいったんわが眼に検察して、異状なしと認めてこれを放免したるものなればなり。 兇徒あり、白刃を揮いて背後より渠を刺さんか・・・
泉鏡花
「夜行巡査」
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