[動カ五(四)]

  1. 効果や働きなどが現れる。期待どおりのよい結果が実現する。効き目がある。「てきめんに―・く薬」「宣伝が―・いて大評判だ」「腹部へのパンチが―・く」

  1. 本来の機能を十分に発揮する。機敏に、また、さかんに活動する。「鼻が―・く」「麻痺 (まひ) して手足が―・かない」

  1. それをすることが可能である。できる。「洗濯の―・く生地」「無理の―・かないからだ」「学割が―・く」

  1. (多く「口を利く」の形で)

    1. ㋐言葉を発する。物を言う。「生意気な口を―・く」「口も―・かない仲」

    2. ㋑間に入って、うまくいくように世話をしてやる。まとまるように話をつける。「取引先に口を―・いてやる」

  1. 技能がすぐれている。腕が立つ。

    1. 「日頃―・いたる口三味線、太鼓持ちとなれり」〈浮・永代蔵・五〉

[補説]ふつう、1は「効く」、23は「利く」と書く。

出典:青空文庫