りきゅういろ【利休色】
黒みがかった緑色。
りきゅうがた【利休形】
櫛 (くし) の形で、三日月形の両端を切り落としたようなもの。山が高く歯が浅い。
りきゅうき【利休忌】
千利休 (せんのりきゅう) の忌日。陰暦2月28日。《季 春》
りきゅうげた【利休下駄】
日和 (ひより) 下駄で、薄く低い二枚歯を木地のままの台に入れたもの。浅い爪革 (つまかわ) をかけて雨下駄ともする。
りきゅうごのみ【利休好み】
[名・形動] 1 茶人千利休の好んだという流儀や器物。 2 《近世語》茶人風であること。また、物ずきなさま。「玉八にほれるといふは、よほど—な娘だの」〈人・清談松の調・二〉
りきゅうだんす【利休箪笥】
⇒旅箪笥 (たびだんす)
りきゅうちゃ【利休茶】
緑色を帯びた茶色。
りきゅうねずみ【利休鼠】
緑色を帯びたねずみ色。りきゅうねず。
りきゅうばし【利休箸】
両端を細く削った杉の箸。懐石用であるが、客膳 (きゃくぜん) にも用いる。
りきゅうまんじゅう【利休饅頭】
黒砂糖を入れた皮で餡を包んだまんじゅう。名称は千利休にちなむという。