り‐こう〔‐コウ｜‐カウ〕【利口／^×悧口／利巧／^×悧巧】

の解説

［名・形動］

1. １ 頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。「—な犬」「—そうな人」「—ぶる」⇔馬鹿 (ばか) 。

1. ２ 要領よく抜け目のないこと。また、そのさま。「—に立ちまわる」

1. ３ （多く「お利口」の形で）子供などがおとなしく聞きわけのよいこと。また、そのさま。「お—にしている」「お—さん」

1. ４ 巧みにものを言うこと。口先のうまいこと。また、そのさま。

   1. 「興言—は放遊境を得るの時談話に虚言を成し」〈著聞集・一六〉

1. ５ 軽口を言うこと。冗談。

   1. 「『またお上人様の—仰せらるる』『いや—ではない。有様 (ありやう) ぢゃ』」〈虎明狂・若市〉

[派生]りこうさ［名］

類語

• 利発(りはつ)

関連語

• 発明(はつめい)
• 怜悧(れいり)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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