ふくこうじょうせんホルモン【副甲状腺ホルモン】
副甲状腺から分泌されるホルモン。血液中のカルシウムの濃度を維持する作用があり、骨に働いてカルシウムを放出させ、腎臓に働いてその再吸収を亢進 (こうしん) させる。上皮小体ホルモン。パラソルモン。パラトルモン。PTH(parathormone)。
ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう【副甲状腺機能亢進症】
副甲状腺の機能が亢進し、副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった状態。高カルシウム血症と、それに伴う骨粗鬆症 (こつそしょうしょう) や腎結石がみられる。
ふくこうじょうせんきのうていかしょう【副甲状腺機能低下症】
副甲状腺ホルモンの分泌が低下することで起こる低カルシウム血症・高リン酸血症などのこと。