[名](スル)(梵)adhiṣṭhānaの訳。所持護念とも訳す》仏語。
  1. 仏の加護

  1. 密教で、仏の慈悲の力が衆生に加わり、衆生がそれを信心によって受持し、仏と衆生とが相応すること。

  1. 真言行者が、手に印を結び、口に真言を唱え、心を仏の境地におき、仏と一体になること。三密加持。

  1. 神仏の加護を受けて、災いをはらうこと。祈祷 (きとう) と同意に用いる。

出典:青空文庫

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