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[形][文]いたは・し[シク]《いたわりたくなる状態である、の意》
  1. 気の毒で同情しないではいられない。不憫 (ふびん) である。「―・い身の上」

  1. 気苦労である。気づかわしい。

    1. 「願はくは、大王 (おほきみ) ―・しと雖 (いふと) も、なほ天皇位 (あまつひつぎ) 即 (しろしめ) せ」〈允恭紀〉

  1. 大切に思っている。いたわって大事にしたい。

    1. 「かれもこれも―・しくて、いづれも思しめし煩はれき」〈平家・八〉

  1. 病気で苦しい。

    1. 「我が身も、すこしありしよりは―・しくなりたるを」〈狭衣・一〉

[派生]いたわしげ[形動]いたわしさ[名]