出典:gooニュース
大幅な賃上げ、中小企業も 人材獲得、労使に危機感
現場の中核となる高卒を中心に採用難が深刻化し、労使が人材獲得への危機感を高めているためだ。高水準の賃上げの動きをさらに広げられるか、相場形成の役割を担う大手は12日に2025年春闘の集中回答日を迎える。 新幹線や特急の座席を製造する丘山産業(群馬県大泉町)は前回24年春闘で、従業員1人当たり平均1万4千円の賃上げを実施した。従業員数は約120人。
賃上げ必要性、労使で共有=25年春闘、物価高が重荷―電機連合会長
電機メーカーなどの労働組合でつくる産業別労組、電機連合の神保政史会長は6日までにインタビューに応じ、2025年春闘の交渉状況について「賃金水準を改善する必要性は労使で共有されている」との認識を示した。近年の春闘で高水準の賃上げを達成してきたが、物価高により「組合員の生活実態は好転していない」と訴えた。
サムスン電子労使 5.1%賃上げで最終合意
サムスン電子の労使は先月24日、平均賃上げ率5.1%(基本給引上げ率3.0%、成果給引上げ率2.1%)などを骨子とする2025年賃金・団体協約について暫定合意した。 今回の協約によりサムスン電子は平均賃上げ率を5.1%とし、自社製品購入に使える200万ウォン(約21万円)分のポイントと自社株30株を全社員に支給する予定だ。
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