出典:gooニュース
豪中銀、物価見通し下方修正 労働市場なお逼迫=四半期経済見通し
中銀はこれについて「国内経済活動が勢いを回復することで、労働市場の逼迫状況が続き、インフレ率への上昇圧力がある程度持続するという判断に基づく」と述べた。12月時点で4.0%だった失業率については、6月に4.2%に上昇し、27年半ばまで同水準で推移すると予想。従来予想の4.5%からやや引き下げた。
【市場反応】米1月雇用統計、労働市場底堅いとの見方、ドル乱高下
しかし、賃金の伸びが予想を上回ったほか、昨年の年次改定が想定されていたほど下方修正されず労働市場は底堅いとの見方が強まり、その後、金利は再び上昇。ドル買いが優勢となった。ドル・円は151円40銭まで下落後、152円41銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0410ドルまで上昇後、1.0350ドルへ下落した。
NYの視点:米1月雇用統計:労働市場の底堅さ示す見通し
JOLT求人件数の減少やISM非製造業景況指数が大幅に予想を下回ったため労働市場の減速で追加利下げ観測が強まった。コンファレンスボードが発表した1月消費者信頼感指数で、エコノミストが労働市場動向を判断するうえで注視している雇用が「十分」と「困難」の差は16.2と4月来で最小。12月の22.2、前年の31.7をそれぞれ下回り、労働市場の減速を示唆した。
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