てしがわらそうふう【勅使河原蒼風】
[1900〜1979]華道家。大阪の生まれ。本名、鉀一 (こういち) 。長男は勅使河原宏。昭和2年(1927)草月流を創流。前衛華道ブームを起こし、生け花の国際化を推進。生け花のほか、彫刻・絵画・書など幅広く活躍した。→草月会
てしがわらひろし【勅使河原宏】
[1927〜2001]華道家・映画監督。東京の生まれ。勅使河原蒼風 (そうふう) の長男。昭和55年(1980)草月流3代目家元を継承。前衛的な生け花作品を多く発表、のち幅広く創造活動をおこなう。知己であった安部公房の原作・脚本による映画作品を多く手がけた。代表作「おとし穴」「砂の女」「他人の顔」など。「利休」で芸術選奨。