かがくさよう【化学作用】
物質に化学変化を起こさせる作用。
かがくしき【化学式】
元素記号を用いて、物質の組成・構造などを表示する式。実験式・分子式・示性式・構造式などがある。
かがくじゅようき【化学受容器】
化学物質の刺激を感受する器官。味受容器・嗅 (きゅう) 受容器など。
かがくしんか【化学進化】
地球上で生命が出現するまでの物質の進化。原始大気中のメタン・アンモニア・水素などから、放電などによってアミノ酸・糖などの有機化合物が生成され、それらが結合してたんぱく質・核酸などになり、原始細胞が生成される過程。また、宇宙における化学物質の進化。水素・ヘリウムが誕生し、さらに核融合反応などによって新しい元素ができ、結合して分子を生じるに至る過程。
かがくしんわりょく【化学親和力】
化合物をつくる際に元素間に働くと考えられる結びつきやすさ。化学反応に伴う発熱量などが尺度とされたが、現在では熱力学的に定義され、自由エネルギーの減少とされる。
かがくせいひん【化学製品】
化学工業によって製造されるもの。工業薬品・化学肥料・紙・パルプ・ゴム・合成繊維・合成樹脂・医薬品・染料・洗剤・化粧品など。
かがくせん【化学戦】
化学兵器を使用して行われる戦争。
かがくせん【化学線】
紫外線のこと。化学的反応を起こしやすいところからいう。
かがくせんい【化学繊維】
石油・石炭などから化学的な合成や加工によって作られる繊維。無機繊維・再生繊維・半合成繊維・合成繊維など。化繊。人造繊維。
かがくだん【化学弾】
神経ガス・糜爛 (びらん) 性ガス・窒息性ガスなどの有毒化学剤を炸薬 (さくやく) とともに詰めてつくった砲弾や爆弾。擲弾筒 (てきだんとう) や迫撃砲などで発射する。