ほっかいどういぬ【北海道犬】
日本犬の一。北海道で熊狩りに用いられた。体高約50センチ。被毛は厚く、耳がやや小さい。アイヌ犬。
ほっかいどうかいはつちょう【北海道開発庁】
北海道の総合的開発に関する調査・立案、事業の実施に関する事務を担当した総理府の外局。昭和25年(1950)設置、平成13年(2001)国土交通省に統合された。
ほっかいどうきゅうどじんほごほう【北海道旧土人保護法】
明治32年(1899)日本政府がアイヌ民族保護を名目に制定した法律。土地を給付して農耕民族化を進め、日本民族との同化を推し進めた。平成9年(1997)廃止。→アイヌ文化振興法
ほっかいどうきょういくだいがく【北海道教育大学】
札幌市北区に本部がある国立大学法人。北海道内の各師範学校・青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)北海道学芸大学として発足。昭和41年(1966)現校名に改称。平成16年(2004)国立大学法人となる。札幌・函館・旭川・釧路・岩見沢にキャンパスがある。
ほっかいどうしんかんせん【北海道新幹線】
青森市と札幌市を結ぶ計画の新幹線。昭和48年(1973)に全国新幹線鉄道整備法により整備計画が決定した。平成28年(2016)3月に新青森・新函館北斗間が開業。令和12年度(2030)に全線開業予定。運行列車は「はやぶさ」「はやて」。全長148.8キロ。→整備新幹線 [補説]北海道新幹線の駅:(東北新幹線から直通)‐新青森‐奥津軽いまべつ‐木古内 (きこない) ‐新函館北斗‐(新八雲/仮)‐(長万部 (おしゃまんべ) )‐(倶知安)‐(新小樽/仮)‐(札幌) ※括弧内は未開業、「仮」は仮称。
ほっかいどうじんぐう【北海道神宮】
札幌市中央区にある神社。旧官幣大社。祭神は大国魂神・大那牟遅神 (おおなむちのかみ) ・少彦名神・明治天皇。明治4年(1871)札幌神社として創建、昭和39年(1964)現名に改称。
ほっかいどうだいがく【北海道大学】
札幌市北区に本部がある国立大学法人。明治9年(1876)創設の札幌農学校を起源とする。東北帝国大学農科大学を経て、大正7年(1918)旧制の北海道帝国大学となり、昭和24年(1949)予科・専門部・函館水産専門学校などを統合して新制大学に移行。平成16年(2004)国立大学法人となる。
ほっかいどうちょう【北海道庁】
北海道の知事が事務を処理する役所。札幌市にある。道庁。
ほっかいどうとうほうおきじしん【北海道東方沖地震】
平成6年(1994)10月4日に発生し、北海道東部に被害を及ぼした地震。震源は北海道根室半島沖。マグニチュード8.2。釧路 (くしろ) 市と厚岸 (あっけし) 町で震度6を観測した。震源に近い択捉 (えとろふ) 島は、地震と津波で大きな被害を受けた。
ほっかいどうなんせいおきじしん【北海道南西沖地震】
平成5年(1993)7月12日、北海道の奥尻 (おくしり) 島付近で発生したマグニチュード7.8の地震。奥尻島を中心に津波による大きな被害を受けた。死者202人。