歌舞伎舞踊。清元。本名題「梅柳中宵月 (うめやなぎなかもよいづき) 」。河竹黙阿弥作詞、清元お葉作曲。安政6年(1859)江戸市村座初演。「小袖曽我薊色縫 (こそでそがあざみのいろぬい) 」の中で、十六夜・清心の道行に用いた。
出典:青空文庫
・・・い水の響きであった。十六夜清心が身をなげた時にも、源之丞が鳥・・・ 芥川竜之介「大川の水」
・・・か捨てぬか、しばらく猶予を与えるから、もう一度よく考えて見ろ、も・・・ 芥川竜之介「おぎん」
・・・――猶予未だ決せず、疑う所は神霊に質す。請う、皇愍を垂れて、速に・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」