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江戸時代、捕吏が犯罪人を捕らえるのに用いた道具。長さ約45センチの鉄・真鍮 (しんちゅう) などの棒の手元に鉤 (かぎ) があり、相手の刀を防いだり、攻撃に用いたりする。柄には総紐 (ふさひも) がついていて、その色により所管の別を明らかにした。手木 (てぎ) 。じってい。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
出典：青空文庫
･･･知板に、徳川時代の、十手をもった捕りかたが手に手にふりかざした御･･･ 宮本百合子「世界の寡婦」
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