ちとせあめ【千歳飴】
七五三や新生児の宮参りのときに縁起物として売られる、紅白に染めた棒状の飴。鶴亀などの絵のついた長い紙袋に入れてある。《季 冬》
ちとせし【千歳市】
⇒千歳
ちとせせん【千歳線】
函館 (はこだて) 本線白石から千歳を経て室蘭 (むろらん) 本線沼ノ端 (ぬまのはた) に至るJR線。大正15年(1926)開業。昭和55年(1980)国鉄初の空港連絡駅、千歳空港駅を設置。平成4年(1992)空港新ターミナル完成時に駅名を南千歳駅と改称し、ターミナル地下の新千歳空港駅まで分岐線を新設した。→新千歳空港
ちとせどり【千歳鳥】
鶴 (つる) のこと。「豊かなる御代の例 (ためし) 、松に音なく、—は雲に遊びし」〈浮・二十不孝・一〉
ちとせのこえ【千歳の声】
千秋楽・万歳楽などを唱える声。千年の長寿や世の平和を祈る声。「伊勢の海の渚を清み住む鶴の—を君に聞かせむ」〈続後拾遺・賀〉
ちとせのさか【千歳の坂】
千年の歳月を過ごすことを坂を越えることにたとえていった語。「ちはやぶる神やきりけむつくからに—も越えぬべらなり」〈古今・賀〉
ちとせぼら【千歳法螺】
イトマキボラ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。殻高約15センチ。殻表は白色で茶褐色のジグザグ模様がある。本州南部から南に分布。灘夜泣 (なだよなき) 。
ちとせやま【千歳山】
《松は千年緑を保つというところから》松の生えている山のこと。「町並の門松、これぞ—の山口」〈浮・胸算用・五〉
ちとせらん【千歳蘭】
キジカクシ科の多年草。葉は剣状で厚く、長さ0.9〜1.2メートル、縁に黄色のふちどりや白色の縞模様のあるものもみられる。アフリカの原産で、観葉植物。サンセベリア。
ちとせかがくぎじゅつだいがく【千歳科学技術大学】
公立千歳科学技術大学の旧称。