出典:gooニュース
国際協調、道半ばで退場=かすむ米国の指導力―バイデン氏
【リオデジャネイロ時事】ペルーとブラジルを歴訪したバイデン米大統領は任期最後となった国際会議で、国際協調の重要性を訴えた。だが、「米国第一」のトランプ次期大統領が米国のかじを再び握ることになり、各国は既に警戒モードに突入。米国の指導力がかすみ始める中、バイデン氏は道半ばにして国際舞台からの退場を余儀なくされる。 「歴史は私たちを見ている。前進を続けるべきだ」。
G20閉幕 トランプ氏へ警戒感 協調の難しさ浮き彫りに
今回のG20は、トランプ氏への警戒感が広がるなか、各国の協調の難しさも浮き彫りになりました。 今回の交渉の波乱要因となったのは、トランプ氏と先日会談したアルゼンチンのミレイ大統領でした。 首脳宣言の取りまとめの際に、いくつかの分野で承諾できないと離脱する場面もありました。
首相、国際協調「一層重要に」 G20閉幕で会見
石破茂首相は閉幕後に記者会見し、国際協調を担うG20の役割は「一層重要になっている」と訴えた。 ウクライナや中東で地政学的な緊張が続く中、自国利益を優先する政策を掲げるトランプ前米大統領の返り咲きが決まり、多国間協調の枠組みは大きく揺らいでいる。 首相は、気候変動など地球規模の課題解決に向け「実りある議論を行うことができた」と振り返った。
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