ナンキンあやつり【南京操り】
糸操りの初期のころの呼称。
ナンキンこくみんせいふ【南京国民政府】
1927年4月、国民党右派の蒋介石が反共クーデターによって南京に樹立した政府。広東を拠点とする国民革命政府が、北伐を通して勢力を拡大したもので、同年8月、国民党左派の武漢政府を吸収して、列国の承認を受け、中華民国の正式な中央政府となった。
ナンキンじけん【南京事件】
1927年、中国で北伐軍が南京を攻撃した際、列国領事館を略奪したという口実で、英国と米国の軍艦が南京を砲撃した事件。蒋介石 (しょうかいせき) らの国民党右派が共産党と分裂するきっかけとなった。
ナンキンシャモ
鶏の一品種。小形の愛玩用のシャモ。
ナンキンじゅす【南京繻子】
中国から渡来し、明治のころ西陣で改良されて織り出された繻子 (しゅす) 。縦に絹糸、横に綿糸を使った交ぜ織り。
ナンキンじょう【南京錠】
巾着 (きんちゃく) の形をした錠前。輸入された当時、巾着錠・西洋錠と呼ばれた。
ナンキンじょうやく【南京条約】
1842年、アヘン戦争の結果、南京で締結された英国と清国との間の条約。広州・福州・廈門 (アモイ) ・寧波 (ニンポー) ・上海の開港、香港の割譲、賠償金の支払いなどを内容とした。江寧 (こうねい) 条約。
ナンキンせん【南京銭】
⇒京銭 (きんせん)
ナンキンだいぎゃくさつ【南京大虐殺】
日中戦争初期の昭和12年(1937)、南京を占領した日本軍による、中国軍捕虜や一般市民に対する大規模な略奪・暴行・虐殺事件。
ナンキンだま【南京玉】
陶製やガラス製の小さい玉。糸を通す穴があり、指輪や首飾り、刺繍 (ししゅう) の材料などにする。ビーズ。