出典:gooニュース
平城宮「南東隅」の遺跡から建物遺構、奈良時代の貴族邸宅や役所か…構造解明の手がかりに
平城宮跡(奈良市)の南東にある東院南方遺跡で、奈良時代の大規模な建物の遺構が見つかったと、奈良文化財研究所が18日、発表した。貴族の邸宅や役所の可能性があり、南東隅が欠けていた平城宮の構造を解明する手がかりになるという。 調査は昨年11月25日~12月27日、東院南方遺跡の中心部約160平方メートルを対象に初めて実施。
欠けていた平城宮の南東隅跡…奈良時代の大規模建物の遺構発見、藤原不比等の四男邸宅の可能性も
平城宮跡(奈良市)の南東にある東院南方遺跡で、奈良時代の大規模な建物の遺構が見つかったと、奈良文化財研究所が18日、発表した。貴族の邸宅や役所の可能性があり、南東隅が欠けていた平城宮の構造を解明する手がかりになるという。 調査は昨年11月25日~12月27日、東院南方遺跡の中心部約160平方メートルを対象に初めて実施。
平城宮南東に建物整備跡 「通常と異なる格式高い土地」
平城宮跡(奈良市)の南東に位置する東院南方遺跡で、奈良時代半ばに、道路で区画されていた土地4区画分を一体的に利用して建物を整備していたことが分かり、奈良文化財研究所が18日発表した。同研究所は「通常の宅地とは異なる格式の高い土地として利用された」と推測。今後数カ年かけて周辺を発掘調査する。
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