たんどくかいそん【単独海損】
船舶または積み荷などが航海上の事故のために被った損害や費用を、船主または荷主が単独で負担するもの。→共同海損
たんどくがいねん【単独概念】
単数の個体にのみ用いられる概念。例えば「富士山」「プラトン」「この本」など。個体概念。
たんどくきかん【単独機関】
一人だけで組織される機関。各省大臣や都道府県知事など。⇔合議機関。
たんどくこう【単独行】
パーティーを組まずに、一人で登山すること。単独登山。
たんどくこうい【単独行為】
当事者の一方の意思表示だけで成立する法律行為。契約の解除や遺言など。一方行為。→双方行為 →合同行為
たんどくこうどう【単独行動】
一人、また一組織だけでする行動。
たんどくこうわ【単独講和】
共同交戦国のうちの一国がその同盟国から離脱して単独に敵国と結ぶ講和。また、複数の相手国のうちのある一国とだけ単独に結ぶ講和。→全面講和
たんどくせい【単独制】
裁判もしくはこれに準じる手続きで、審判に当たる裁判所を一人の裁判官で構成すること。また、その制度。⇔合議制。
たんどくせいかんちょう【単独制官庁】
一人の自然人で構成される官庁。各省大臣・都道府県知事など。⇔合議制官庁。
たんどくせいさいばんしょ【単独制裁判所】
裁判官が一人で審判を行う裁判所。簡易裁判所がその典型で、地方裁判所・家庭裁判所は単独制の場合と合議制の場合とがある。単独裁判所。⇔合議制裁判所。