はかたおび【博多帯】
博多織の帯。
はかたおり【博多織】
博多地方から産する絹織物。横糸を太くした平織りで、堅くてつやのあるもの。独鈷 (とっこ) 花菱の浮き文に縞を組み合わせた柄が多い。帯地や袴 (はかま) 地・袋物地などに用いる。
はかたぎおんやまがさ【博多祇園山笠】
福岡市櫛田 (くしだ) 神社で7月1日から15日に行われる祭礼。飾り山笠または山笠とよぶ、飾り物をつけた山車 (だし) を据えたり、担いだりする。最終日にはそれを担いで速さを競う「追い山笠」がある。
はかたく【博多区】
⇒博多
はかたじし【博多獅子】
博多の郷土玩具。松材を切り割り、獅子頭 (ししがしら) の形に作ったもの。
はかたしぼり【博多絞】
博多で産する木綿の絞り染め。紺地の真岡 (もおか) 木綿に花柄などを絞り出したもの。浴衣地に用いる。
はかたドンタク【博多どんたく】
福岡市の年中行事。正月の松囃子 (まつばやし) に始まるが、現在は港祭りを統合して5月3〜4日に行われる。福神・大黒などの練り物が出て古風な唱え言をするほか、さまざまな芸能が行われる。→ドンタク
はかたにわか【博多俄】
博多地方で行われる即興の寸劇。目かずらをつけるのが特徴。盆踊りから発生し、幕末から明治にかけて流行。→俄狂言
はかたにんぎょう【博多人形】
博多地方から産する人形。粘土を素焼きにして彩色を施したもの。能・歌舞伎・浮世絵などから取材したものが多い。
はかたのつ【博多津】
福岡市の博多港の古称。坊津 (ぼうのつ) ・安濃津 (あのつ) とともに三津 (さんしん) の一。