腰に下げる長円筒形の三重ないし五重の小箱。室町時代に印・印肉を入れていた容器で、江戸時代には薬を入れるようになった。表面に漆を塗り、蒔絵 (まきえ) 螺鈿 (らでん) 堆朱 (ついしゅ) などの細工を施し、緒には緒締め根付がある。

出典:青空文庫