いんしょうしゅぎ【印象主義】
《(フランス)impressionnisme》19世紀後半から20世紀初頭にかけて、フランス絵画に始まり、ヨーロッパに広まった芸術思潮。彫刻・音楽・文学にも及ぶ。自然や事物から受ける感動を忠実に表現しようとする。絵画ではモネ・ルノワール・ピサロ、彫刻ではロダン、音楽ではドビュッシー、文学ではブールジェ・シュニッツラーらが代表的。
いんしょうてき【印象的】
[形動]強く心に刻みつけられるさま。「—な場面」
いんしょうは【印象派】
印象主義によって立つ芸術運動の一派。
いんしょうひひょう【印象批評】
芸術作品から受ける主観的な印象をもとになされる批評。
いんしょうかせき【印象化石】
動植物の輪郭のみが化石となったもの。生体が堆積物などに強く押しつけられ、外形が写し取られてできる。
いんしょうしょく【印象色】
⇒記憶色
いんしょうそうさ【印象操作】
相手が抱く自らや第三者への印象を、自分にとって好都合なものになるよう、情報の出し方や内容を操作すること。
いんしょうざい【印象材】
主に歯科や口腔外科で、欠損した歯の形をうつしとる際に用いられる可塑性の材料。