[補説]「原」姓の人物
原一男 (はらかずお)
原勝郎 (はらかつろう)
原節子 (はらせつこ)
原敬 (はらたかし)
原辰則 (はらたつのり)
原民喜 (はらたみき)
原坦山 (はらたんざん)
原 (はら) マルチノ
原尞 (はらりょう)
はらかずお【原一男】
[1945〜 ]映画監督。山口の生まれ。本姓、小林。異色のドキュメンタリー映画で国内外から評価を受ける。代表作「さようならCP (シーピー) 」「極私的エロス・恋歌1974」「ゆきゆきて、神軍」、晩年の井上光晴を記録した「全身小説家」など。
はらかつろう【原勝郎】
[1871〜1924]歴史学者。岩手の生まれ。京大教授。日本中世史研究の開拓者で、鎌倉時代から戦国時代を中世として区分したことで知られる。西洋近現代史研究にも力を注いだ。著作に「日本中世史」「東山時代に於ける一縉紳 (しんしん) の生活」など。
はらたかし【原敬】
[1856〜1921]政治家。岩手の生まれ。外務省退官後、大阪毎日新聞社社長に就任。立憲政友会創立に参画し、逓相・内相を歴任後、総裁に就任。大正7年(1918)平民宰相として初の政党内閣を組織し、交通の整備、教育の拡張など積極政策を行った。東京駅頭で刺殺された。