出典:gooニュース
練行衆、参籠宿所入り 奈良・東大寺のお水取り、きょうから本行へ
東大寺戒壇院に設けられた別火坊にこもっていた練行衆(れんぎょうしゅう)(こもりの僧)11人は2月28日午後、二月堂下の参籠宿所(さんろうしゅくしょ)に移った。 一行は午後3時ごろ、別火坊を離れ、授戒者の「和上」を務める上司永照・持宝院住職を先頭に参道を進んだ。宿所の入り口では、参籠しない橋村公英・東大寺別当(住職)らが見守った。本行中、練行衆は宿所で寝起きする。
奈良・東大寺のお水取り 参籠の無事祈り、練行衆がお堂巡る「社参」
その後、二月堂下の湯屋で入浴して身を清め、参籠の意志を確かめ合う儀式「試みの湯」も営んだ。 また、二月堂周辺に結界のしめ縄が張られた。(向井光真)
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