出典:gooニュース
福島県双葉町の「光と影」(下)東日本大震災から14年…病院も学校も介護施設もない
前回の当欄(3月8日号)では、原発事故が起きた福島県の中で徐々に居住者が増えている双葉町の現状を紹介。町の未来に光が見えつつあることが分かったが、課題もある。今回は「影」の側面に焦点を当てる。 ◇ ◇ ◇ 「メディアは双葉町の居住者が増えてきていると報じてますけど、まあ、実態とはかけ離れています。
公立中学校で卒業式 双葉中は仮設校舎 最後の卒業式の松陵中は2025年度から小中一貫校に【福島発】
■仮設校舎で卒業式 いわき市錦町の仮設校舎で11回目の卒業式を迎えた双葉町の双葉中学校。 新田勇雄校長が「復興に向けて歩みを進めている双葉町があることを実感したと思います。5年後・10年後、皆さんがより具体的な形で町に貢献してくれたらとても嬉しいです」と述べた。 卒業生の6人は4月からいわき市の高校などに進学する予定で、それぞれの道を歩むことになる。
双葉町民「まだ戻れない」 集団避難先の埼玉・加須
東京電力福島第1原発事故で、福島県双葉町の住民の集団避難先となった埼玉県加須市では11日、追悼行事が開かれ、一時避難所となり現在は廃校した旧県立騎西高の敷地内に町民ら約90人が集まった。地震発生時刻には、遠く離れた故郷へ向かって黙とう。「まだ戻れない」「経験を後世に」。あふれる思いが交錯した。
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