出典:gooニュース
シリア暫定政府、国防相に元反体制派司令官を任命 外相も
バシル暫定首相は先に、国防省の再編成に元反体制派や旧政府軍から離反した将校を起用すると述べていた。一方、SANAによると、暫定政府はアサド・ハッサン・シェイバニ氏を外相に指名した。37歳のシェイバニ氏は、反体制派の支配地域だったイドリブ県政府で政治部門幹部だったという。
米高官がシリア訪問 反体制派指導者の懸賞金を撤廃、協議を継続へ
米国のリーフ国務次官補は20日、シリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド政権を崩壊させた反体制派の中核で暫定政権を主導する過激派組織「シャーム解放機構」(HTS)のジャウラニ指導者と会談した。国務省が発表した。米国が同氏にかけていた懸賞金を撤廃することや、女性や多様な民族・宗教を尊重する「包摂性」の大切さを伝えたという。
米高官がシリア旧反体制派トップと初会談 穏健姿勢を評価
暫定政権を主導する旧反体制派「ハヤト・タハリール・シャム」(HTS)のジャウラニ指導者と初めて会談し、政権移行などについて協議した。 国務省によると、アサド政権と対立してきた米国の高官の訪問は2012年以来。米政府は、国際テロ組織アルカイダ系を前身とするHTSをテロ組織に指定しているが、対話を本格化させることで穏健な政権運営を促し、安定化に道筋をつける狙いがある。
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