はんのうしき【反応式】
⇒化学反応式
はんのうせいあいちゃくしょうがい【反応性愛着障害】
愛着障害の一。長期にわたる虐待やネグレクトなど、不適切な環境で育った子どもが、人と接する際に、視線をそらしながら近づく、抱かれていても視線を合わせない、近づいたり逃げたり逆らったりする、といった正常な場合にはみられない極度に不安定で複雑な行動を示す場合に用いられる。保護者との別離や再会時に特に顕著にあらわれる傾向にある。適切な環境で継続的に養育すれば大幅な改善が期待でき、その点で広汎性発達障害と明確に区別される。反応性アタッチメント障害。RAD(reactive attachment disorder)。
はんのうそくど【反応速度】
化学反応の進行する速さ。単位時間当たりに反応物質が変化する量、あるいは生成物質の量で表す。
はんのうねつ【反応熱】
化学反応に伴って発生し、または吸収される熱量。反応の種類によって、燃焼熱、分解熱、中和熱、生成熱、水素化熱などに分類される。
はんのうどじこ【反応度事故】
原子炉の炉心で想定以上の核分裂連鎖反応が進行し、出力が異常に増加する事象。チョルノービリ原発事故はその一例。RIA(reactivity initiated accident)。
はんのうちゅうかんたい【反応中間体】
一連の化学反応が連続して起こるとき、最初の反応物から最終的な生成物に至る過程で生じる物質。中間生成物。
はんのうせいアタッチメントしょうがい【反応性アタッチメント障害】
⇒反応性愛着障害
はんのうかんすう【反応関数】
1 インフレ率や需給ギャップなどの経済変数に着目し、その変化に対して、政策金利などの金融政策がどう反応するかを示す関係式。代表的なものとしてテイラー・ルールがある。中央銀行が行う金融政策の予測・評価に使用され、財政政策にも応用される。金融政策反応関数。 2 複占市場において、相手企業の生産量を所与として、自社の利益を最大化する生産量を求めるための関数。最適反応関数。