出典:gooニュース
古事記の編さん者・太安万侶の「墓誌」が国宝に指定予定 安万侶の住所や命日などが刻まれた銅板
日本最古の歴史書「古事記」の編さん者、太安万侶の「墓の記録板」。国宝への指定を答申です。 約1300年前の奈良時代を生きた太安万侶は、日本最古の歴史書「古事記」の編さん者として知られています。彼の墓に埋葬されていた「墓誌」と呼ばれる銅板には安万侶の名前や住所、地位や命日などが刻まれているほか、2012年には筆で書かれたとみられる文字の跡が見つかりました。
古事記編さんの太安万侶銅板墓誌、国宝に格上げ答申 文化審
国の文化審議会は21日、古事記を編さんしたことで知られる飛鳥時代から奈良時代の貴族、太安万侶(おおのやすまろ)の墓から見つかった銅製の墓誌「太安万侶銅板墓誌(おおのやすまろどうばんぼし)」(国重要文化財、文化庁が奈良県立橿原考古学研究所付属博物館に貸し付け)を、国宝に格上げするよう文部科学相に答申した。
【速報】日本最古の歴史書『古事記』の編さん「太安万侶」の存在を裏付けた“墓誌”を『国宝』に答申 奈良の茶畑から世紀の大発見 文化審議会
■奈良市の茶畑から1979年に発見「考古学ブーム」巻き起こす 「太安万侶銅板墓誌」は、今から1300年以上前の奈良時代に作られたもので、1979年に奈良市内の茶畑の植え替え作業中に偶然見つかり、当時「世紀の大発見」として考古学ブームを巻き起こしました 古事記の冒頭は「臣安万侶が申し上げます」という言葉で始まっていますが、この墓誌が発見されるまで、長年の間、古事記
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