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辞書
1 文を読むとき、その文の切れるところと一時息を切るところ。
2 文章の読み方。特に、漢文の素読。
「父恭斎に—を授けられていたのである」〈鴎外・渋江抽斎〉
3 「句読点」の略。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
句読を切る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。
くとうてん【句読点】
文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号。句点と読点。広義には、句点・読点のほか、感嘆符・疑問符・中黒 (なかぐろ) ・コンマ・かっこ類などをも含めていうこともある。
くとうほう【句読法】
句読点の使い方。また、それについて定めたもの。
出典:青空文庫
・・・極めてきたなかった。句読の切り方などは目茶だった。尤も晩年のこと・・・ 内田魯庵「温情の裕かな夏目さん」
・・・鱈目の造語の詮索から句読の末までを一々精究して際限なく気にしてい・・・ 内田魯庵「二葉亭余談」
・・・領すれば足りるので、句読訓詁の事などはどうでもよいと思って居る」・・・ 幸田露伴「学生時代」
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