叫喚（きょうかん）とは？意味・読み方・使い方

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きょう‐かん〔ケウクワン〕【叫喚】
の解説

［名］(スル)

１大声でわめきさけぶこと。「阿鼻 (あび) —」
1. 「厨の燃え立つ底より一声—せるは誰」〈紅葉・金色夜叉〉

２「叫喚地獄」の略。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

叫喚の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

きょうかんじごく【叫喚地獄】

八大地獄の第四。殺生・偸盗 (ちゅうとう) ・邪淫 (じゃいん) ・飲酒をした者が落ち、熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣きさけぶ所という。

叫喚の前後の言葉

叫喚の例文(18)

出典：青空文庫

･･･必死の、鋭い、号泣と叫喚が同時に、老人の全身から溢れた。それは、･･･黒島伝治「穴」
･･･屋のかげから、悲鳴や叫喚や、銃声がごったかえしに入りまじって聞え･･･黒島伝治「パルチザン・ウォルコフ」
･･･来るどっかの銃声や、叫喚が面白く名残惜しいものに思われてきた。そ･･･黒島伝治「氷河」

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