出典:gooニュース
「合憲」くつがえした同性婚カップル「子どもと一緒に意見陳述した姿を見て…」判決に歓喜の涙
一審の大阪地裁は、同性婚を巡る6訴訟のうち唯一「合憲」と判断し、京都市下京区に住む原告の女性カップルの坂田麻智さん(46)と坂田テレサさん(41)は、悔しさを胸に不条理を訴え続けてきた。「これが、望んでいた判決だ」。裁判長が判決を読み終わると、2人は抱き合い、涙ながらに喜びをかみしめた。 3年前の一審判決以降、2人の生活は大きく変わった。
1審の合憲判決を覆した大阪高裁判決 同性婚認めないのは「不合理な差別」「尊厳損なう」
本多久美子裁判長は規定を合憲とした1審大阪地裁判決とは異なり、規定は「法の下の平等」を定めた憲法14条1項と「個人の尊厳」を定める憲法24条2項に反し「違憲」だと判断した。賠償請求は退けた。全国5地裁の計6件の同種訴訟で、2審判決は5件目。
【判決要旨全文】大阪高裁はなぜ「合憲」を覆したのか。同性パートナーとの結婚を認めないのは違憲と判断
判決後、旗出しする弁護団ら大阪高裁の本多久美子裁判長は3月25日、一審の地裁判決を覆し、同性パートナーとの結婚を認めない民法などの規定は、違法とする判決を言い渡した。LGBTQ+当事者が結婚の平等を求めている全国5カ所計6件の裁判。高裁で判決が出た5件全てで、違憲と判断されている。違憲と判断したのは、以下の2つ。・「すべての国民は平等で、性別などにより
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