出典:gooニュース
向拝透欄間と呼ばれる部分の木彫刻を搬入
首里城正殿の再建が進む中、県に寄付された基金を活用して制作された向拝透欄間と呼ばれる部分の木彫刻が搬入されました。 「向拝透欄間」は首里城正殿の顔となる正面・唐破風の下の部分に飾られ、牡丹や唐草・獅子の透かし彫りが施されていて、正面に3枚両側面に2枚のあわせて5枚あり、全長はおよそ12メートルになります。7月から2ヵ月かけて制作されました。
首里城復興基金を活用して製作「向拝透欄間」が首里城に 2025年に唐玻豊に取り付ける予定
県の内外から寄せられた寄付金で製作が進められていた首里城正殿の向拝透欄間が、このほど完成し、8日に首里城に納められました。向拝透欄間は、首里城正殿の正面にある唐玻豊の下にあしらわれた欄間です。首里城の焼失後県の内外から寄せられた寄付金を活用して長野県のヒノキを取り寄せ、彫刻を専門とする県立芸大の講師などが約2か月半を掛けて製作しました。
首里城に木彫刻物「向拝透欄間」が搬入 長野産ヒノキ使用、沖縄県立芸大の関係者らが製作
2026年秋の完成を目指し、再建工事が進む首里城正殿に8日、正殿正面中央の唐破風(からはふ)に取り付けられる木彫刻物「向拝透欄間(こうはいすかしらんま)」が搬入された。今後は国によって塗装が施され、25年春ごろに設置される予定だ。 向拝透欄間は、長野県木曽産のヒノキを使用した縦42センチ、横は約2メートル~4メートルの正面3枚、側面各1枚ずつの計5枚。
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