[名・形動]

  1. からだを思うように動かして、芸事工作などをうまくこなすこと。また、そのさま。「手先が—だ」「—に箸 (はし) を使う」

  1. 要領よく、いろいろな物事処理すること。また、そのさま。「何事も—にこなす」

  1. 抜けめなく立ち回ること。また、そのさま。「世渡りが—だ」

  1. 不平不満なく、受け入れること。いさぎよいこと。また、そのさま。

    1. 「なんにも言わずに、—に買っときなさい」〈里見弴多情仏心

    2. 「気遣ひしやるな、逃げはせぬと、もっとも—な白状」〈浄・淀鯉〉
  1. すぐれた才能のあること。また、その人。

    1. 武家棟梁 (とうりゃう) と成りぬべき—の仁 (じん) 」〈太平記・一三〉

[派生]きようさ[名]

出典:青空文庫

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