出典:gooニュース
「噴火の兆候見られないが注視を」御嶽山の噴火警戒レベル引き上げを受け、岐阜地方気象台が説明会
17日午後、岐阜地方気象台は岐阜県庁で県や下呂市などへの説明会を開き、地殻変動は確認されておらず噴火の兆候は見られていないものの、引き続き注視が必要だなどと話しました。 一方、下呂市と高山市はレベル引き上げに伴い登山道の入り口に引き上げを知らせる看板を設置したということです。
「地震が減ってから噴火することも…」噴火警戒レベル2に引き上げ…専門家に聞いた御嶽山の現状 地殻変動ない一方「2014年の噴火時とは違うタイプの地震を観測」
何か嵐の前の静けさじゃないですけども、一度、最大からちょっと減ってから(噴火する)ってこともあり得て、例えば2014年のときも、地震回数が一番多かったのは9月の11日だから噴火の16日前なんですね。なので、地震がちょっと減ってから噴くってこともありますので。
御嶽山の噴火警戒レベル2に引き上げ受け県が警戒連絡会議「現時点で登山者なし」や「噴火しても直ちにスキー場に影響なし」などの情報を共有
オンラインで参加した県の火山対策総合アドバイザー土井恵治(どい・けいじ)さんは、「(仮に噴火した場合は)周辺のスキー場に火山灰が降ってくることはひょっとするとあるかもしれないが、ただちに営業停止するような状況ではない」とし、「落ち着いて対応いただきたい」と呼びかけました。
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ふんかけいかいレベル【噴火警戒レベル】
気象庁が発表する気象統計情報の一つで、火山活動の状況を示す指標。周辺住民や登山者に向けて、危険が及ぶ範囲や必要な防災対策に応じて、レベル1(活火山であることに留意)・レベル2(火口周辺規制)・レベル3(入山規制)・レベル4(高齢者等避難)・レベル5(避難)の5段階で警戒を呼びかける。 [補説]有珠山・浅間山・富士山・三宅島・雲仙岳・桜島など49の火山で運用。
ふんかこう【噴火口】
火山が噴出物を噴き出す口。火口。
ふんかけいほう【噴火警報】
火山の噴火による災害を軽減するために、気象庁が全国110の活火山を対象として発表する警報。大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流など生命に危険を及ぼす火山現象の発生や、危険が及ぶ範囲の拡大が予想される場合に、警戒が必要な範囲を示して発表される。 [補説]警戒が必要な範囲が火口周辺に限られる場合は「噴火警報(火口周辺)」(略称「火口周辺警報」)、その範囲が人の住む地域まで及ぶ場合は「噴火警報(居住地域)」(略称「噴火警報」)として発表される。噴火警戒レベルが運用されている火山では、レベル2および3が噴火警報(火口周辺)、レベル4および5が噴火警報(居住地域)に相当する。
出典:青空文庫
・・・を聞きつつ、やがて大噴火当時そのままの石の原にかかった。千年の風・・・ 伊藤左千夫「河口湖」
・・・「露西亜は今噴火坑上に踊ってる。幸い革命党に人物がないから太平を・・・ 内田魯庵「二葉亭追録」
・・・吹く風にもあります。噴火する火山にもあります。もしこれを利用する・・・ 内村鑑三「デンマルク国の話」