統計解析において、データの相対的位置をみるのに用いる数値の一。度数分布で与えられた全データを四等分した点。小さい方から第一四分位数(25百分位数)、第二四分位数(中央値、50百分位数)、第三四分位数(75百分位数)とよぶ。クオータイル。四分位点。四分位値。→分位数
[補説]全データの
個数が
奇数の
場合、第二四分位数は中央値となり、
偶数の
場合は真ん中の二つの値の平均値となる。
同様に、中央値より小さい
前半データと中央値より大きい
後半データに分けたとき、それぞれのデータの
個数が
奇数の
場合には、第一四分位数、第三四分位数の値は前後半データの中央値となり、
偶数の
場合は前後半データの真ん中の二つの値の平均値となる。