しぶんえん【四分円】
円を、互いに垂直な直径によって四等分したときの、その一つ一つ。
しぶんおんぷ【四分音符】
全音符の4分の1の長さを表す音符。しぶおんぷ。
しぶんぎ【四分儀】
⇒象限儀 (しょうげんぎ)
しぶんごれつ【四分五裂】
[名](スル)いくつにも分かれること。秩序をなくしてばらばらになること。「党内が—している」
しぶんほう【四分法】
1 混合物などの平均試料を得るために4分割したものの二つをとって混合する方法。 2 中国漢代に行われた太陰暦。古代ギリシャのカリポス法に相当。四分暦。
しぶんぎざ【四分儀座】
現存しない星座の一つ。18世紀にフランスの天文学者J=ラランドが設定。1928年に国際天文連盟(現国際天文学連合)が全天88星座を決定した際に廃止され、現在は竜座と牛飼座の一部になり、両星座の境界付近を輻射点とする四分儀座流星群にその名を残す。壁面四分儀座。
しぶんぎざりゅうせいぐん【四分儀座流星群】
竜座と牛飼座の境界付近を輻射点とする流星群。名称は1928年に星座名として廃止された四分儀座(壁面四分儀座)に輻射点があったことに由来する。1月1日頃から1月5日頃にかけて見られ、1月4日頃に出現のピーク(極大)となる。母天体はマックホルツ彗星、ヘールボップ彗星、公転周期が短い小惑星などが候補に挙がっているが、確定されていない。ペルセウス座流星群、双子座流星群とともに三大流星群の一つとして知られる。竜座ι (イオタ) 流星群。
しぶんいすう【四分位数】
統計解析において、データの相対的位置をみるのに用いる数値の一。度数分布で与えられた全データを四等分した点。小さい方から第一四分位数(25百分位数)、第二四分位数(中央値、50百分位数)、第三四分位数(75百分位数)とよぶ。クオータイル。四分位点。四分位値。→分位数 [補説]全データの個数が奇数の場合、第二四分位数は中央値となり、偶数の場合は真ん中の二つの値の平均値となる。同様に、中央値より小さい前半データと中央値より大きい後半データに分けたとき、それぞれのデータの個数が奇数の場合には、第一四分位数、第三四分位数の値は前後半データの中央値となり、偶数の場合は前後半データの真ん中の二つの値の平均値となる。
しぶんいち【四分位値】
⇒四分位数
しぶんいてん【四分位点】
⇒四分位数