こたいエレクトロニクス【固体エレクトロニクス】
半導体・集積回路など固体電子装置の利用に関する電子工学。
こたいでんかいしつ【固体電解質】
固体状態のまま、外部から電場をかけることで容易にイオンを移動させることができる物質のこと。酸化物を添加した安定化ジルコニアなどが知られ、燃料電池や酸素の検出器などに利用される。
こたいねんりょう【固体燃料】
薪 (まき) ・木炭・石炭・コークスなど、固体で用いられる燃料。
こたいぶつりがく【固体物理学】
物性物理学の一部門。固体の巨視的な性質を、原子論的な立場から研究する。量子力学・統計力学を基礎に、金属・非金属の結晶・非晶質・準結晶などを研究対象とする。超伝導・半導体・磁性・塑性に関する知見を元に、材料科学、物質科学における必須の研究分野となっている。
こたいレーザー【固体レーザー】
誘導放出を起こす媒体として人工結晶やガラスなどの固体を用いるレーザー。通常、半導体レーザーは除外される。代表的なものとして、ルビーレーザーやヤグレーザーが知られる。
こたいねんりょうロケット【固体燃料ロケット】
⇒固体ロケット
こたいロケット【固体ロケット】
化学ロケットの一種。固体の燃料と酸化剤を燃焼して高温・高圧のガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力を得る。液体ロケットに比べ、構造が単純で安価に製造できるが、原理的に推力の調節が難しい。固体燃料ロケット。
こたいねんりょうほじょロケット【固体燃料補助ロケット】
⇒固体ロケットブースター
こたいロケットブースター【固体ロケットブースター】
ロケットや人工衛星などを打ち上げる際に必要な推力を得るために、機体の外部に設置される固体燃料ロケット。固体燃料補助ロケット。SRB(solid rocket booster)。 [補説]スペースシャトルの固体ロケットブースターは外部燃料タンクの両側に1基ずつ取り付けられ、打ち上げに必要な推力のほとんどを発生させる。打ち上げから2分間燃焼した後、切り離されて海上に着水したSRBは、回収され再使用された。
こたいけんしゅつき【固体検出器】
⇒半導体検出器