出典:gooニュース
「島原城跡」「越高遺跡(対馬)」を国史跡に 文化審議会が阿部文科相に答申
文化審議会(島谷弘幸会長)は20日、共に県史跡の「島原城跡」(島原市)と「越高遺跡」(対馬市)を、国史跡に指定するよう阿部俊子文部科学相に答申した。答申通り告示される見通しで、県内の国指定史跡は計31件になる。 島原城は初代島原藩主の松倉重政が1618年から約7年かけて築城。本丸や藩主御殿の外に家臣の屋敷群を置き、31棟の櫓(やぐら)を配する石垣で囲った堅固な構造。
大分「臼杵城跡」国史跡に答申 文化審議会「時代の変遷物語る重要遺跡」
国の文化審議会が20日、新たに指定するよう答申した史跡に「臼杵城跡」(大分県臼杵市臼杵)が盛り込まれた。戦国大名の大友義鎮(宗麟)が築き、退転後も城主の変遷とともに構造や空間構成を変えた城郭として重要性が評価された。 臼杵城は1556年、大友義鎮が臼杵川河口にある東西約420メートル、南北約100メートルの丹生島(にうじま)に築いた島城。大友氏の退転後に入った太田氏が石垣などを
大宰府の構造知る手がかりになる遺構 国史跡追加を答申、国文化審
丘陵の上に造られた土塁状の遺構「前畑遺跡」(福岡県筑紫野市)が、国史跡に指定される見通しとなった。国の文化審議会文化財分科会が20日、文部科学相に答申した。古代の外交窓口だった大宰府の構造を知る手がかりになるという。 丘陵は西鉄筑紫駅の南に位置する。福岡県教育委員会によると、土塁は水平な面を設け、その上に土を細かく積み上げるなどの多様な技術が使われている。
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