ちちゅうおんどけい【地中温度計】
地中の温度を測る温度計。地下30センチメートルくらいまでは曲管地中温度計、さらに深いところは鉄管地中温度計などを用いる。地温計。
ちちゅうしょくぶつ【地中植物】
植物の生活形の一。低温・乾燥などに耐える休眠芽を地中または水中に作る植物。ユリ・ハスなど。
ちちゅうねつ【地中熱】
地下200メートル以浅の地盤中に存在する低温の熱エネルギー。地表面からの太陽エネルギーを源とする。年間を通じて温度がほぼ一定で、夏は外気温よりも低く、冬は高い。再生可能エネルギーの一つ。→地中熱ヒートポンプ
ちちゅうねつヒートポンプ【地中熱ヒートポンプ】
地中熱と外気温の温度差を利用したヒートポンプ。夏は地中に熱を放出、冬は地中から熱を取り出して冷暖房に利用する。天候に左右されない、大気中に熱を排出しないなどの利点がある。地中熱利用ヒートポンプ。
ちちゅうねつりようヒートポンプ【地中熱利用ヒートポンプ】
⇒地中熱ヒートポンプ
ちちゅうか【地中火】
地中の泥炭層や堆積 (たいせき) 廃棄物などから発火して起こる火災。
ちちゅうレーダー【地中レーダー】
地中の物理探査に用いられるレーダー。地中に高周波の電磁波を放射し、埋没物や構造物からの反射波を解析することで、地中の様子を可視化する。油田探査、道路工事、考古学調査などに利用される。GPR(ground penetrating radar)。