出典:gooニュース
開発加速の機運高まる「地熱」、国立・国定公園で100件に
国内で地熱開発を加速させる機運が高まっている。開発区域として有望な国立・国定公園内での調査や操業などが3月末時点で100件に達した。地熱発電は天候に左右されず、安定したベースロード電源に位置付けられており、エネルギーの脱炭素化に向けて導入が期待される。
地熱発電の開発促進へ、国が掘削調査し支援…多額の費用や地元との調整を肩代わり
経済産業省は、再生可能エネルギーの拡大に向け、国内資源が豊富な地熱発電の開発を促す新たな支援に乗り出す。多額の調査費用や、地元との調整の難しさがネックとなっているが、民間に代わって国が掘削調査を行うことで、参入障壁を低くする。年度内に改定する予定の次期エネルギー基本計画にも、地熱発電の開発促進や国の支援方針を盛り込む。
世界3位の資源量「地熱発電」…次世代型技術事業化へ、政府が事業者参入促す
政府は再生可能エネルギーの導入拡大に向け、地熱発電の開発支援を強化する。日本には世界3位に相当する2347万キロワット地熱資源量が見込まれる一方、開発・事業化にかかる費用やリスクコントロールの難しさから活用が限られてきた。再生エネの安定確保や地域産業の活性化につながることから、公的支援を通じて事業者の参入を後押しする。
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