出典:gooニュース
基礎的財政収支の黒字化は2026年度に先送り 内閣府試算、参院選へ歳出圧力も
内閣府は17日の経済財政諮問会議で、財政の健全性を示す国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の中長期試算を示した。昨年7月時点の試算では、2025年度に初めて黒字化するとみていたが、総合経済対策による歳出増が響き、黒字化は26年度に先送りされる。今夏の参院選に向け、与党などからの歳出圧力が高まる可能性もあり、日本の財政は綱渡りが続く。
基礎的財政収支、25年度は4.5兆円の赤字 黒字化後ずれ=内閣府試算
Yoshifumi Takemoto[東京 17日 ロイター] - 政府は17日に公表した中長期の経済財政に関する試算で、2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)が4.5兆円の赤字となる見通しを示した。昨年7月に黒字化の見通しを示していたが、昨年末にまとめた24年度補正予算や防衛費増強などによる歳出増が響き、黒字化達成は26年度に後ずれする。
政府 基礎的財政収支の黒字化見通し一転 2025年度も4.5兆円の赤字試算
国と地方の財政健全化に向けた目安となるプライマリーバランス(基礎的財政収支)について、政府は当初の黒字見通しから一転し、2025年度も4.5兆円の赤字になるという試算を示しました。 プライマリーバランスは政策に必要な経費を、その年の税収などで賄えているかを示すものです。
もっと調べる