堪忍信濃の善光寺
「かんにんしなさい」の意で、「しな」に「信濃」の「しな」を掛けて続けたむだ口。
堪忍は一生の宝
堪忍の徳は、一生を通じて計り知れない利益をもたらすということ。また、堪忍を一生の宝として大切にすべきであるということ。
堪忍袋の緒が切れる
もうこれ以上我慢できなくて怒りが爆発する。 [補説]「緒」は、ひものこと。「堪忍袋の尾が切れる」と書くのは誤り。
かんにんじ【堪忍地】
歓喜地 (かんぎじ) のこと。菩薩 (ぼさつ) がこの位に至れば苦悩をたえ忍ぶ力を得るところからいう。
かんにんぶくろ【堪忍袋】
我慢のできる量を袋にたとえていう語。
かんにんぶん【堪忍分】
武家で、客分の者や討ち死にした家来の遺族などに給与する俸禄。堪忍領。
かんにんりょう【堪忍領】
⇒堪忍分 (かんにんぶん)