がいこうてきほご【外交的保護】
外国にいる自国民が受けた損害について、本国がその国に対し外交手続きによって適切な救済を与えるよう要求すること。
がいこうとっけん【外交特権】
外交官が駐在国において有する不可侵権、治外法権などの特権。
がいこうぶんしょ【外交文書】
外交交渉に用いられる一切の公文書。また、国家間の合意または一方的意思表示を記載した文書。条約・通牒 (つうちょう) ・宣言など。
がいこうこうでん【外交公電】
外務当局と在外公館、または在外公館どうしの間で電信によってやり取りされる公式の文書。
がいこうりょけん【外交旅券】
外務公務員などが国の用務で渡航する場合に発給される旅券。公用旅券の一種。表紙は濃茶色で「DIPLOMATIC PASSPORT」の表記がある。→一般旅券
がいこうじゃくせい【外交弱勢】
ある地域の環境に適応した遺伝情報をもつ生物集団が、外部からの集団と交配し、元々有していた環境適応能力が弱まること。遠隔地から持ち込まれた樹木が在来の同種の樹木と交配し、それによって生まれた樹木の生育が悪くなるという現象が知られる。外交配弱勢。
がいこうもんだいひょうぎかい【外交問題評議会】
⇒シー‐エフ‐アール(CFR)
がいこうかんけいウィーンじょうやく【外交関係ウィーン条約】
⇒ウィーン条約
がいこうしせつだん【外交使節団】
外交使節とその随員。大使・公使・書記官などの外交官と、会計・情報通信などを担当する事務・技術職員、調理師・運転手・門番などの役務職員で構成。相手国政府との交渉、情報収集、友好関係の促進、自国民の利益保護などを主な職務とする。
がいこうしょくいん【外交職員】
外交官の身分を持つ、外交使節団の職員。