たげんてき【多元的】
[形動]物事の要素・根源がいくつもあるさま。「—な考え方」⇔一元的。
たげんてきこっかろん【多元的国家論】
国家主権の絶対性を否定し、国家を本質的には他の社会集団と同じ結社の一つとして見ようとする自由主義的理論。
たげんびょうしゃ【多元描写】
小説の描写法の一種で、いくつかの視点から事件や人物などを客観的に描くこと。⇔一元描写。
たげんほうそう【多元放送】
いくつかの地点または放送局からの送信を、同時に1か所で受けながら一つの番組に構成する放送。
たげんほうていしき【多元方程式】
2個以上の変数をもっている方程式。
たげんろん【多元論】
哲学で、世界を相互に独立な複数の根本的な原理によって説明しようとする立場。万物の根源を地・水・火・風とした古代ギリシャのエンペドクレスの説など。→一元論 →二元論