出典:gooニュース
中国抑止へ多国間枠組みを強化 日米軸、同志国と安保協力
【ローリー(米ノースカロライナ州)共同】日本政府は、米国との同盟を軸にフィリピンなどの「同志国」を加えた多国間枠組みを強化する方針だ。安全保障分野を中心に協力を図り、インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を抑止する狙い。岸田文雄首相は11日(日本時間12日)、米ノースカロライナ州で記者団に「自由で開かれた国際秩序を維持強化するため、同盟・同志国の重層的な連携が求められる」と述べ、関係を深める
米、「2国」と「多国」の枠組み重層化 格子状ネットワークで対中抑止態勢を構築
バイデン米政権は11日、史上初となる日米比3カ国の首脳会談を開催し、従来の2国間関係に複数の多国間枠組みを重層的に配置することがインド太平洋における中国の台頭を抑える基本戦略だと改めて示した。各国が「格子状」(エマニュエル駐日大使)のネットワークで連携する仕組みを作ることで、各国の政局などに左右されない抑止態勢を整備する狙いがある。この日の会談でバイデン氏は「(日米比の枠組みが)
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