ただなんれい【多田南嶺】
[1698〜1750]江戸中期の国学者。摂津の人。名は義俊。壺井義知らに音義説・有職故実を学び、また、八文字屋自笑の浮世草子の代作もしたという。著「旧事紀偽撰考」「伊呂波声母伝」など。
ただのまんじゅう【多田満仲】
源満仲 (みなもとのみつなか) の異称。
ただゆうけい【多田裕計】
[1912〜1980]小説家・俳人。福井の生まれ。「長江 (ちょうこう) デルタ」で芥川賞受賞。戦後、石田波郷 (はきょう) の俳誌「鶴」に参加。俳誌「れもん」創刊、主宰。他に「アジアの砂」「芭蕉」、句集「浪漫抄」など。
ただとみお【多田富雄】
[1934〜2010]免疫学者。茨城の生まれ。昭和46年(1971)サプレッサーT細胞の発見で注目される。免疫学と分子生物学の分野で活躍するほか、執筆活動や、医療や科学をテーマにした能楽の創作なども行った。文化功労者。