律令制で、九州および壱岐 (いき) 対馬 (つしま) 管轄し、また、外交海防などに当たった役所。長官の帥 (そち) 以下の四等官のほか祭祀 (さいし) をつかさどる主神 (かんづかさ) が置かれた。平安時代以後、親王が帥に任じられるようになって政務権帥 (ごんのそち) が執ったが、中世には実際機能を失った。現在の福岡県太宰府市に遺跡がある。遠 (とお) の朝廷 (みかど) 。おおみこともちのつかさ。

[補説]地名別項。→太宰府

[日本史]の言葉

[平安時代まで]の言葉

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