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辞書
歌舞伎で、特に際だって演じる見得。→見得 (みえ)
出典：デジタル大辞泉（小学館）
大見得を切る
１ 歌舞伎で、役者が特に際だった見得の所作をする。 ２ 自信のあることを強調するために大げさな言動をとる。また、出来もしないことを出来るように言う。
出典：青空文庫
･･･幕切れの大見得切っても、いつまでも幕が降りずに、閉口している役者に･･･ 太宰治「花燭」
･･･救われるであろうと、大見得を切って、救われないのは汝等がわが言に従･･･ 太宰治「トカトントン」
･･･と声を搾って大見得を切った。「そこだッ！」 むきだしな花道の端れで･･･ 宮本百合子「山峡新春」
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