たいりくいどうせつ【大陸移動説】
古生代後期まで一つの大陸塊(パンゲア)をなしていたものが、分裂し移動して現在の位置に至ったという説。1912年にドイツのウェーゲナーが提唱。1950年代以降、古地磁気学などの進歩により見直され、海洋底拡大説・プレートテクトニクスに発展。大陸漂移説。
たいりくおうだんてつどう【大陸横断鉄道】
大陸の東西の(両岸)地方を結ぶための鉄道。北アメリカ大陸やオーストラリア大陸のものなどがある。
たいりくかいぎ【大陸会議】
アメリカ独立革命のとき、北米13植民地の代表が集まりイギリス本国に対抗するため開いた会議。第1回は1774年、第2回は1775年に開かれ、ワシントンを総司令官に任命し、1776年には独立宣言を発表した。
たいりくかんだんどうミサイル【大陸間弾道ミサイル】
⇒アイ‐シー‐ビー‐エム(ICBM)
たいりくきだん【大陸気団】
大陸上で発生する気団。乾燥しているのが特徴。シベリア気団などがある。→海洋気団
たいりくしゃめん【大陸斜面】
大陸棚の外縁から大洋底に続く、やや急傾斜の斜面。水深約200〜3000メートルの地域。場所によっては海溝へと続く。
たいりくせいきこう【大陸性気候】
大陸内部にみられる気候。気温の日変化・年変化が大きく、降水量は少ない。→海洋性気候
たいりくだな【大陸棚】
1 地理学上、大陸周辺にある、深海に向かう傾斜が大きくなる部分までの海底。おおむね水深約200メートルまでの領域。陸棚。 2 国連海洋法条約で認められた、各国が海底資源を優先的に利用できる海底。その国の排他的経済水域(沿岸200海里)の外側150海里か、水深2500メートルの等深線から100海里のいずれか遠い方の範囲内で認められる。
たいりくてき【大陸的】
[形動] 1 大陸に特有なさま。いかにも大陸らしいさま。「—な気候風土」 2 心が広く小事にとらわれないさま。また、性格がのんびりしているさま。「—なものの考え方」
たいりくとう【大陸島】
⇒陸島 (りくとう)