天井を打つ
相場が最高値をつけ、それ以上は上がらない状態となる。「株価もそろそろ—・つ頃だろう」
天井を見せる
《あおむけにして起き上がらせない意から》人を苦しめる。へこませる。「多くの人に—・せしその報いにて」〈黄・忠臣蔵前世幕無〉
てんじょううら【天井裏】
天井と屋根または上階の床との間の部分。
てんじょうが【天井画】
天井に装飾として描かれた絵画。
てんじょうがわ【天井川】
堤防内に多量の土砂が堆積 (たいせき) し、川床が付近の平野面より高くなった川。
てんじょうクレーン【天井クレーン】
建物の天井に設けた二条のレールに沿って移動するクレーン。工場などで重い物の運搬・揚げ降ろしや組み立ての際などに用いられる。
てんじょうさじき【天井桟敷】
劇場の後方最上階の安価な観覧席。 [補説]劇団名別項。→天井桟敷
てんじょうしらず【天井知らず】
[名・形動]物価・相場がどこまで高くなるかわからないこと。また、そのさま。「—な(の)値上がり」
てんじょうなげし【天井長押】
天井の回り縁のすぐ下に取り付けた長押。
てんじょうぬけ【天井抜け】
制限や限度のないこと。また、だれにも気がねしないこと。思う存分。「こちらはここに—、寝て花やろと蒲団敷く」〈浄・千本桜〉